会話
八百屋にて
東京、佐藤家。秀麗は夕飯の買い物のため、仕事帰りに近所の八百屋に寄る。秀麗はいつも駅前の商店街にある八百屋で買い物をしているので、八百屋の主人とは顔なじみ。
(八百屋の店先で)
八百屋:いらっしゃい。おっ、佐藤さん、今日は早いんだねえ。
秀麗:そうなの。仕事が早く片づいて。
八百屋:よかったねえ。今日は?何にしましょうか。
秀麗:そうねえ。何にしようかなあ。
八百屋:今日は白菜のいいのが入ってるよ。旬だから、甘くておいしいよ。
秀麗:そうですか。じゃあ、その白菜と、あとネギと春菊ください。
八百屋:はい。白菜、ネギ、春菊ね。他にはいいの?
秀麗:あっ、じゃあ、あとカキあります?
八百屋:ごめんなさい。カキは今日は売り切れちゃったんだ。
秀麗:えっ、そうなんですか。じゃあ、どうしようかなあ…。
(店先の商品を見回して)あっ、モモ!この時期に珍しいですねえ。
八百屋:昔と違ってね、今は品種改良も進んでるし、ビニールハウスとかも優秀だから。最近じゃ、「工場野菜」なんていうのもあるしね。
秀麗:「工場野菜」?
八百屋:そうそう、わたしはそういうの好きじゃないから、うちじゃ扱ってないけどさ。地べたで育てるんじゃなくて、工場の中で育てるの。水と光を人工的に調節してね。
秀麗:へえ、知らなかった。そんな技術があるんですか。
八百屋:そうそう。だからね、最近じゃ、果物とか野菜の旬を知らない人も多いよね。
(買い物が終わって)
八百屋:はい。お会計789円ね。
秀麗:はい、じゃあ、これで。(代金を渡す)
八百屋:おつり11円ね。毎度ありがとうございます!またお願いします!
新出語彙1
やおや(八百屋) [名] 果蔬店、菜铺
みせさき(店先) [名] 店头、店面
かたづく(片づく) [动1自] 做完、得到解决
しゅん(旬) [名] 当季、应时、旺季
しゅんぎく(春菊) [名] 茼蒿
みまわす(見回す) [动1他] 张望,环视
モモ [名] 桃子
ピニールハウス [名] 塑料大棚
こうじょうやさい(工場野菜) [名] 工厂化蔬菜
じべた(地べた) [名] 地面、地里
じんこうてき(人工的) [形2] 人工的,人造的
まいど(毎度) [副] 屡次,每次,经常
课文
LEDと工場野菜
あなたの身の回りで、こんなものを目にしたことはないだろうか。0から9の数字を表示する装置だ。よく見てみると、表示される部分は7つに分かれていて、1つ1つの数字はその組み合わせによって表示されている。
この表示部分に使われているのはLEDと呼ばれるもので、7個のLEDを選択して点灯させることで、0から9の数字を表示する仕組みだ。例えば、1を表示する場合は縦に2個、2は縦2個に横3個(都合5個)といった具合である。すべてを選択して表示したのが8であり、ちょうど「日」の字の形になる。
LEDは、電気を通すと光を放つ半導体の一種で、英語のLight Emitting Diodeの頭文字をとったものであり、日本語では「発光ダイオード」という。故障しにくく、ほとんど劣化もしない。そのため、寿命が非常に長く、ほぼ永久的に利用できる。比較的サイズが小さく、発熱量が少ないという点も注目すべき特長だ。
わたしたちの生活ではこうしたLEDの特長を利用したものを見かけることが実に多い。電光板はもちろんのこと、駅や電車などの案内表示板、信号機や照明のほか、携帯電話やデジタルカメラなどの電子機器のインジケータ、さらに家電の赤外線リモコンなど、例を挙げればきりがない。
現在では、このようにさまざまな場所で実用化されているLEDだが、1980年代には赤色と黄緑色のものしかなかった。それが、1990年代に、実用化が困難だといわれていた高い輝度を出す青色LEDの量産に成功した。これを機に、純緑色LEDも実用化が可能となり、赤・緑・青の、いわゆる「光の三原色」がそろった。これにより、それぞれの光の強さを調節して自由に色を生み出す、つまり、フルカラー表示ができるようになったのだ。さらに、青色LEDに黄色の蛍光材料を塗布すると白色LEDができ、これがパソコンやテレビの液晶画面のパックライトには欠かせないものとなった。この白色LEDは、発熱量の多い従来の電球に代わる照明材料としても、すでに製品化が進んでいる。
ところで、「工場野菜」という言葉を聞いたことがあるだろうか。主にレタスやサラダ菜など、植物工場で生産された野菜のことだ。植物工場とは、密閉された施設内で、光、温度、水、栄養分など、植物の生育に必要な環境を人工的に作り出すシステムを指し、土を使わない水耕栽培が主流である。季節や天候に左右されず、野菜の安定供給が可能になるという利点があるため、砂漠のような、植物にとって厳しい生育環境でも野菜を栽培することができる。だから、将来、中東産のレタスやサラダ菜などが、どこかの国のスーパーに並ぶということもありえない話ではない。
実は、植物工場では、太陽光とともに、LEDが光源として用いられている。太陽光からは、紫外線から赤外線まで幅広い光エネルギーが放出されるが、植物の生育にとって、そのすべての光エネルギーが必要なわけではない。LEDを使えば、植物の生育に必要な光エネルギーを選択できるというわけである。それが赤色と青色のLEDで、赤色は植物の光合成を促進して成長を早める効果があり、青色は葉などの形態形成にとって重要だ。しかも、露地物に比べて、LEDを照射して育てたレタスはピタミンAの含有量が高いという栄養面での効果も報告されている。
また、LEDは発熱量が少ないため、長時間照射しても、葉などへの熱による影響はほとんどない。こうした特長を生かし、「食品に優しい」照明として、スーパーなどのショーケースでもLED照明が用いられるようになっている。
このように、いいことずくめのLEDだが、最大の課題はコストだ。照明材料費としては従来のものの20倍以上もかかる。そのため、例えば、液晶画面のパックライトに用いる場合、商品化されたものは、その分高価になってしまう。植物工場にしても、十分な光源を確保するためには、かなりの設備投資が見込まれる。安定供給を軌道に乗せるには、相当のコストを覚悟しなければならない。
しかし、LED照明を1日6時間使用したとしても、約20年使えるという研究データも示されており、長い目で見れば、維持管理のコストはむしろ抑えられるとの見方もある。さらに、太陽電池を併用するなど、工夫次第でコストの軽減は図れるはずだ。いずれにしても、遅かれ早かれ、LEDが照明材料の主流となる日が来ることは間違いないだろう。
新出語彙2
エルイーディー(LED) [名] 发光二极管
わかれる(分かれる) [动2自] 分、分开
てんとうする(点灯~) [名·サ变自他] 点亮,点灯
つごう(都合) [副] 总共、总计
はなつ(放つ) [动1他] 发出、放出
はんどうたい(半導体) [名] 半导体
かしらもじ(頭文字) [名] 第一个字母、首字
はっこう(発光) [名·サ变自] 发光、放光
はっこうダイオード(発光~) [名] 发光二极管
れっか(劣化) [名·サ变自] 老化,退化,恶化
そのため [连] 所以,因为如此
えいきゅうてき(永久的) [形2] 永久性的、长久
でんこうばん(電光板) [名] 电光板
ひょうじばん(表示板) [名] 告示牌
インジケータ [名] 指示灯、指示器
リモコン [名] 遥控、遥控器
きり [名] 终结、限度
きみどりいろ(黄緑色) [名] 黄绿色
きど(輝度) [名] 亮度、辉度
りょうさん(量産) [名·サ变他] 量产、批量生产
げんしょく(原色) [名] 原色(红、黄、青三色)
フルカラー [名] 全色、所有顔色
けいこう(蛍光) [名] 荧光、荧火虫的光
とふする(塗布~) [名·サ变他] 涂布,涂覆,搽
しろ(白) [名] 白色
バックライト [名] 背投灯、背光源
でんきゅう(電球) [名] 电灯泡、灯泡、白炽灯
サラダな(~菜) [名] 莴苣的一种
しょくぶつこうじょう(植物工場) [名] 植物工厂
みっぺいする(密閉~) [名·サ变他] 封闭、密闭
えいようぶん(栄養分) [名] 养分
すいこう(水耕) [名] 水栽、营养液栽培
しゅりゅう(主流) [名] 主流、主要倾向
ちゅうとう(中東) [名] 中东
こうげん(光源) [名] 光源
ほうしゅつする(放出~) [名・サ变他] 放出、发放
こうごうせい(光合成) [名] 光合作用
はやめる(早める) [动2他] 加速,加快
けいたい(形態) [名] 形状;形态
けいせい(形成) [名・サ変他] 形成
ろじもの(露地物) [名] 露天栽培的植物、地里长的植物
しょうしゃする(照射~) [名・サ变自他] 照射
がんゆう(含有) [名・サ变他] 含有
ショーケース [名] 商品陈列街
とうし(投資) [名·サ变他] 投资
かくごする(覚悟~) [名・サ变他] 决心、思想报告
ながいめ(長い目) [名] 长远的视点
へいようする(併用~) [名・サ変他] 并用
ありえない 不会有,不可能有
いずれにしても 无论如何,无论怎样
おそかれはやかれ(遅かれ早かれ)迟早
純(じゅん) 纯~
~産(さん) ~产,~生产
课文解说1
1.文体特点 [说明文]
本课课文的文体是说明文(高级第1课)。
——この表示部分に使われているのはLEDと呼ばれるもので、7個のLEDを選択して点灯させることで、0から9の数字を表示する仕組みだ。
2.使われている [不明确指出主体的句子②]
根据课文中的上下文,如用“この表示部分に使っているのはLEDと呼ばれるもので”,虽合乎日语语法,但由于“使う”是他动词,暗示动作主体的存在,因此会被误解为动作主体是文章的作者。而使用“使われている”这样的被动形式,可以令读者不意识到动作主体的存在而专注于客观事实。
△この機械は二重の安全装置が働くように設計されている。
(这种机械被设计成双重安全装置。)
上例是“製作者が、この機械を二重の安全装置が働くように設計している”的被动形式,由于使用了他动词“設計する”的被动形式,动作主体“製作者”就被隐去了。
同样,在不明确指出动作主体的句子里,有时也使用自动词。
△この箱は鍵を聞けると、上のふたが外れる。
(这个箱子一开锁,上面的盖子就可以取下来。)
上例由于使用了自动词“外れる”在不指明动作主体的句子里,一般使用着眼于事物状态的自动词,或者把着眼于动作主体的他动词变成被动形式。
3.呼ばれる [他动词的被动形式]
在日语中,有时使用自动词的使役形式代替他动词(本课讲解4),或用他动词的被动形式代替自动词。例如,“呼ぶ”“運ぶ”等只有“~を呼ぶ”“~を運ぶ”这样的他动词的形式,因此在把“~”部分作为主语时,就必须把他动词变为被动的形式。
△災害地へはたくさんの食料品が運ばれた。(大量的食品运到了灾区。)
汉语中没有自动词、他动词之分,有时同一个动词既可当作自动词,又可当作他动词使用。而日语中有些他动词并无与之对应的自动词。这时注意不要把句子说成与汉语相同的自动词的表达方式。
△2008年、北京で第29回夏季オリンピックが開かれた。
(2008年。第四届夏季奥林匹克运动会在北京举行。)
×2008年、北京で第29回夏季オリンピックが開いた。
△1995年、秋の祝日に、娘の結婚式が挙行された。
(我女儿的婚礼在1995年秋季的第一个节日里举行。)
×1995年、秋の祝日に、娘の結婚式が挙行した。
4.点灯させる [自动词的使役形式]
“点灯させる”是自动词“(ランプが)点灯する”的使役形式。动词的使役形式一般事用于人,表示让别人做某事。如“彼にその件を担当させる(让他承担那项工作)”。有时也用于自身能动的机械等。“点灯する”虽然也有他动词的用法,但如果说“ランプを点灯する”,就成了某人直接点亮电灯的意思。
△プリンを冷蔵庫で固まらせる。 [①] (把布丁放入冰箱使其凝固。)
△圧力をかけて土を固める。 [②] (施加压力把土夯实。)
①中的“固まらせる”是自动词“固まる”的使役形式,意思是等待其自然变硬。②中用“固める”这个他动词,是调整压力,直接施压的意思。另外“点灯する”“分解する”这种自、他动词同形的词,既可以用自动词“たんぱく質が分解する(蛋白质分解)”,也可以用他动词“たんぱく質を分解する(分解蛋白质)”。
△放置することでたんぱく質を分解させる。 [③] (通过放置使蛋白质分解。)
△酵素を使ってたんぱく質を分解する。 [⑨] (使用酶来分解蛋白质。)
③中的“分解させる”是自动词的使役形式,意思是蛋白质自然分解,而④中用他动词,是外力作用于蛋白质并使其分解的意思。不过,在没有相应他动词的时候,自动词的使役形式有时也会起他动词的作用。
△金属片が電極に接触する。 [⑤] (金属片接触电极。)
△(人が)金属片を電極に接触させる。 [⑥] (人使金属片接触电极。)
⑤用的是“接触する”这个自动词,而⑥中的“接触させる”是自动词“接触する”的使役形式。因为“接触する”没有相应的他动词形式,所以用使役形式来代替他动词的功能。サ変动词如“安定する(稳定)”“死滅する(灭亡)”“自滅する(自杀)”“繁栄する(繁荣)”等很多都没有相应的他动词,需要像⑥那样用使役形式来代替。
——比較的サイズが小さく、発熱量が少ないという点も注目すベき特長だ。
5.~ベき~
“动词基本形+ベき+名词”表示“适当”“有那样做的价值”。サ·变动词除了“词干+ずるべき+名词”以外,还有“词干+すべき+名词”这样的稍稍旧式的表述形式。
△田本が進むベき道をみんなで考えましょう。
(让我们一起来共同思考下日本未来应走的道路。)
△最近体力が衰えてきた。そろそろ退職を決断すべき時かもしれない。
(近来体力衰退,或许是该下决心退休的时候了。)
另外,还有“恐るへき(令人恐怖的)”及“然るべき(应有的,相应的)”等说法,这些都属于惯用表达方式。
△その子は恐るべき記憶力を持っている。
(这孩子具有惊人的记忆力。)
△そんなに理不尽な要求をするなら、こちらも然るべき手を打つだけだ。
(既然对方提出了如此不合理的要求,我方也只有采取相应的对策。)
——電光板はもちろんのこと、……家電の赤外線リモコンなど、例を挙げればきりがない。
6.~ばきりがない
“きり”表示极限,“きりがない”就是“没有极限”“没完没了”的意思。加上表示假定条件的成分,构成“~ばきりがない”的形式。此外还有“~たらきりがない”的用法。
△それはとても複雑な問題なので、調べればきりがない。
(这是个非常复杂的问题。想查清楚的话,要做的事就太多了。)
△現代社会にはさまざまな危険がある。いちいち心配していたらきりがない。
(现代社会存在各种危险,事事担忧就什么也别干了。)
——青色LEDに黄色の蛍光材料を塗布すると白色LEDができ、これがパソコンやテレビの液晶画面のパックライトには欠かせないものとなった。
7.~は~に(は)欠かせない
“欠かす”表示“应该有的却没有”,而“欠かせない”以可能形式的否定形式表示“必要”的意思。在表示“B需要A”时,用“AはBに(は)欠かせない”“Bに(は)Aが欠かせない”,有时也用“Bに(は)Aを欠くことができない”的用法。
△トイレは観光地に欠かせない施設だ。
(厕所是观光景点不可缺少的设施。)
△この病気の場合(は)、熱が下がっても注意が欠かせない。
(这种病即使烧退了也不能掉以轻心。)
△お墓参りに(は)、ろうそくと線香を欠くことができない。
(扫墓时蜡烛和香是必不可少的。)
课文解说2
——将来、中東産のレタスやサラダ菜などが、どこかの国のスーパーに並ぶということもありえない話ではない。
8.“ありえる”“ありうる”“ありえない”
“ありえる”的“える”汉字写做“得る”。原来的读音是“うる”,做“えない”,受其影响,肯定形式近来也越来越多地被读做“える”。这是因为用汉字书写时候读作“うる”还是“える”不明确,而肯定与否定用同一种读音形式更易于理解“える”的读音因此而被人们广泛接受。虽然至今仍有“ありうる”的形式。但多用于书面语。
另外,“~える”还接在“动词ます形去掉‘ます'的形式”后面,表示“有充分的可能性”。肯定形式可以是“~うる”或“~える”,而否定形式则只能用“~えない”(中级第27课)。
△河口付近の海水温度の上昇によって、将来、この川にアユが遡上しなくなることもありえる。
(随着出海口附近的海水温度上升,将来有可能香鱼不再此这里游向上游。)
△1万年単位で地球の歴史を考えれば、地球が再び氷河期になることは十分ありうることだ。
(如果以1万年为单位来看地球的历史,地球再次进入冰河期也是完全有可能的。)
△大杉さんは昨日、1日中会社で仕事をしていたので、大杉さんが午後2時に羽田空港にいたということはありえない。
(大杉先生昨天一整天都在公司忙工作,他下午2点出现在羽田机场是不可能的。)
△原子力を利用するには、起こりうる事態を想定して、安全対策を構築しなければならない。
(要利用原子能,就应该事先考虑到可能发生的所有情况,建构好安全对策。)
△通常の気圧の下では、この化学反応は起こりえない。
(在通常的气压环境中,这种化学反应是不可能发生的。)
——しかも、露地物に比べて、LEDを照射して育てたレタスはピタミンAの含有量が高いという栄養面での効果も報告されている。
9.露地物
“露地”指“没有屋顶等覆盖的土地”“露地物”则指并非温室栽培,而是直接种在露天土地上的蔬菜或水果,是与“工場野菜”(工厂生产的蔬菜)”相对而言的。有时也将“ハウス栽培(温室栽培)”与“露地栽培(露天栽培)”相对应。
△わたしは自家用に、ネギやニンジンなどを露地で栽培している。
(我在露天种植些葱、胡萝卜等供自家食用。)
△スーパーで売られているイチゴには、ハウス栽培のものと露地載培のものがある。
(超市里卖的草莓既有大棚栽培的,也有露天栽培的。)
——「食品に優しい」照明として、スパーなどのショーケースでもLED照明が用いられるようになっている。
10.~に優しい
“~に+一类形容词”用于表示该形容词所具有的性质或特征。性质或特征所针对的对象用“に”表示。“~に優しい”表示温和对待,从而引申出比喻不会产生不良影响的用法。“地球に優しい(善待地球)”是环保领域经常使用的。
△わたしの夫は、部下に厳しいそうだが、わたしにはとても優しい。
(我丈夫对部下据说很严厉,但是对我很好。)
△この洗顔料は、お肌に優しいオリープオイル100%でできている。
(这种洗面奶是100%用有益于皮肤的橄榄油制成的。)
——例えば、液晶画面のパックライトに用いる場合、商品化されたものは、その分高価になってしまう。
11.その分
“その分”表示与其相应的程度,在上下文中,表示二者的关系成正比或成反比。
△彼は学生時代、苦労をしてきたが、その分、社会経験が豊富だ。
(他学生时代吃了很多苦,相应地,社会经验也比较丰富。)
△その選手はすべてを犠牲にして今日まで頑张ってきた。その分、戦力外通告をされた時の絶望は大きかった。
(那位选手牺牲了一切,努力奋斗到今天。正因如此,当得知被球队解聘时,他的绝望也非比寻常。)
——植物工場にしても、十分な光源を確保するためには、かなりの設備投資が見込まれる。
12.~にしても
“~にしても”表示“从某一角度考虑问题也……”,“植物工場にしても”是“作为植物工厂也”的意思。“~”部分为名词。
△流通コストは生産者だけの問題ではない。消費者にしても、流通コストが下がって物価が安くなることを願ってる。
(流通成本不仅是生产厂家的问题,作为消费者也希望流通成本下降,从而使物价降低。)
——安定供給を軌道に乗せるには、相当のコストを覚悟しなければならない。
13.覚悟
“覚悟”是“预测到不好的结果而有所准备”的意思,与汉语的“覚悟”意思不同。除了“覚悟する”还有“覚悟を決める(下定決心)”“~は覚悟のうえだ(做好的准备)”等用法。“覚悟のうえだ”前面多用“危険”“非難”“失敗”“退学”“解雇”等表示不好结果的词语。
△社長を引き受けた以上は、覚悟を決めてやったほうがいい。
(既然接下了总经理一职,就得横下心来干。)
△退学は覚悟のうえでデモに参加した。
(做好被勒令退学的准备参加了游行。)
——いずれにしても、遅かれ早かれ、LEDが照明材料の主流となる日が来ることは間違いないだろう。
14.遅かれ早かれ
“遅かれ早かれ”是将“遅い“早い”这対反义词组合起来的用法,相当于汉语的“早晩”“迟早”,但不说“早かれ遅かれ”。
△うそというものは、遅かれ早かればれるものだ。
(谎言迟早会穿帮。)
这种反义词的组合还有“多かれ少なかれ(或多或少,无论多少)”“大なり小なり(即使大小有区别,但总体倾向一致)”。注意不能说成“少なかれ多かれ”“小なり大なり”。
△多かれ少なかれ人間には欠点がある。
(或多或少,是人都有缺点。)
△大なり小なり人は夢を持っている。
(不拘大小,是人都会有自己的梦想。)