会話
水を大切に!
上海、森家では緑が仕事で遅くなったため。健太郎と息子2人で食事を済ませる。珍しく食事の後片づけをする健太郎を徹平が手伝う。
健太郎:じゃあ、お父さんが洗うから、徹平は、皿拭いてくれるか。
徹平:はーい。
(健太郎が鍋に残った油を排水溝に流そうとすると…)
徹平:あっ!お父さん、だめだよ!
健太郎:えっ?何がだめなんだよ。
徹平:知らないの?油は流しに捨てちゃいけないんだよ。
健太郎:いや、でも、これぐらい…。
徹平:油を排水溝に流すと、排水管が詰まっちゃうんだよ。油とか食べ残しは、ちゃんと拭いてから洗わなきゃ。
健太郎:へえ、そうなの?
徹平:ほら、お父さん、これで拭いてよ。
(キッチンペーパーを渡す)
健太郎:(拭きながら)あれぐらいだったら大丈夫だと思ったんだけどなあ。
徹平:油が川とか海とかに流れ込んだら、大変なんだよ。魚が住めなくなっちゃうんだから。「このぐらいなら大丈夫」っていうのがいちばんよくないんだよ。
健太郎:おまえ、よく知ってるなあ。
徹平:学校で習ったんだ。常識だよ、常識。
(夜、健太郎と緑が寝る準備をしている)
健太郎:なあ、油って流しに捨てちゃいけないんだって、知ってた?
緑:えっ?何言ってるの、急に?
健太郎:なあ、知ってた?
緑:当たり前じゃない。ねえ、もしかして知らなかったの?
健太郎:うん。実はさっき徹平にしかられちゃったんだよ。
緑:そうなの?困ったお父さんねえ。
新出語彙1
はいすいこう(排水溝) [名] 下水道、下水沟
ながし(流し) [名] 洗碗池,水池子
はいすいかん(排水管) [名] 排水管
たべのこし(食べ残し) [名] 吃剩的食物
キッチンペーパー [名] 厨用餐巾纸
課文
物に姿を変えた水
日本は水量が多く、従来から水資源に恵まれた国であると考えられてきた。現在でも、多くの人は、水は水道の蛇口をひねれば際限なく出でくるものだと考えている。日本人がこのような環境の中で生活してきたため、日本語には、「湯水のように使う」「水に流す」といった、水が豊富にあることを前提とした慣用句が多い。
その水資源の豊かな国が、年間400億t(1t=1,000Q)あまりの水を海外から輸入しているといったら驚くだろうか。というのも、わたしたちの身の回りにある物、食べ物はもとより、紙、服に至るまで、何を生産するにも水が使われているのだ(図)。例えば、グラス1杯の牛乳を作るには200Q、Tシャツ1枚を作るには2,700Qもの水が必要だという。牛乳の場合は主に牛が食べる牧草を育てるために、Tシャツの場合は主に原料となる綿花を栽培するために、これだけの水が消費されている。このような目で改めて周りを見てみると、わたしたちの生活がいかに多量の水に支えられているかが分かるだろう。
さまざまな産業の中でも、最も水を必要とするのは農業である。先に述べた400億tの水はすべて、食料を生産するために使われる。日本は食料自給率が40%程度と低く、日本の食卓は海外からの輸入に支えられているのが現状だ。そして、輸入している食料を生産するために海外で使われる水の量は、合計すれば400億tを超えるという計算になる。もちろん実際の水を輸入しているわけではないが、食料の輸入を通じて間接的にその生産に使われた水を輸入していることになるのだ。
仮に、レストランでハンバーガーを1個とコーヒーを1杯頼んだとしよう。そのハンバーガーを作るには、牛肉80gに1,240Q、パン45gに6OQ、合計1,300Qの水が必要となる。コーヒーを1杯作るには140Qの水が必要なので、たった1回食事をするだけで合計1,440Q、つまり2Q入りのペットボトルで720本分もの水を間接的に消費することになる。
世界の人口は、2025年には80億人に達すると予測されている。増え続ける世界人口を養うには食料の確保が大きな課題だ。そして、食料の生産には、水資源が不可欠である。1900年から2000年までの1世紀で、世界の人口は3倍に増えたが、水の使用量は6倍となった。人口の増加、工業化、生活の物質的な向上などによって、世界の水需要は拡大し続けている。国連の見通しによれば、2020年までに水の消費量は、
2009年の1.4倍にもなるとのことである。水の危機が世界的な食料危機に直結しているといわれる所以だ。「水の惑星」といわれる地球だが、海水や北極、南極、氷河の氷を除くと、地球上の水のうち、わたしたちが普段容易に使うことができる淡水は0.01%程度とされている。増え続ける人類が食料を確保するためには、水資源の保護が急務である。
しかし、一方で世界中の地下水や水源が汚染され続けているという現実がある。主な原因は、生活排水と工業廃水である。汚れた水をそのまま川に流した場合、魚が住める水質になるまで薄めるには膨大な量の水が必要になる。例えば、料理に使った油大さじ1杯を川に流すと、魚が住める水質にまで薄めるために、5,040Q、すなわち2Q入りのペットボトルで2,520本分の水が必要になる。浄化槽や下水処理場の整備はもちろん、わたしたち1人1人が食器洗いや洗濯の排水に気を配ることで、水資源への負荷は大幅に軽減される。
汚染された水は、資源としては存在しないのと同じである。しかし、石炭や石油などの化石燃料資源とは異なり、水は上手に使えば持続的に利用が可能な、循環する資源でもある。節水は言うに及ばず、排水への配慮、そして食べ残しや食品廃棄をしないことが、世界の水の保護につながっていくということを忘れてはならない。
新出語彙2
みずしげん(水資源) [名] 水资源
めぐまれる(恵まれる) [动2自] 富有,赋予
じゃぐち(蛇口) [名] 水龙头
ひねる [动1他] 扭转、拧、扭;费尽心机
さいげん(際限) [名] 止境、尽头
ゆみず(湯水) [名] 开水和水
ぜんてい(前提) [名] 前提
かんようく(慣用句) [名] 惯用句、惯用语
というのも [连] 这是因为
みのまわり(身の回り) [名] 日常生活;身边衣物
ず(図) [名] 图表、图、图案
ぼくそう(牧草) [名] 牧草
めんか(綿花) [名] 棉花
かんせつてき(間接的) [形2] 直接的
かりに(仮に) [副] 假设、假如
ふかけつ(不可欠) [名·形2] 没有、不可或缺
ぶっしつてき(物質的) [形2] 物质上(的)
じゅよう(需要) [名] 需求、需要
みとおし(見通し) [名] 预测、预想、估计
ちょっけつする(直結~)[名·サ变自他] 直接关系到
ゆえん(所以) [名] 原因,缘由
ひょうが(氷河) [名] 冰川,冰河
のぞく(除く) [动1他] 除去,去除
ようい(容易) [形2] 容易
たんすい(淡水) [名] 淡水
きゅうむ(急務) [名] 当务之急,紧急事务
ちかすい(地下水) [名] 地下水
せいかつはいすい(生活排水) [名] 生活污水
こうぎょうはいすい(工業廃水) [名] 工业废水
はいすい(廃水) [名] 废水,污水
ぽうだい(膨大) [形2] 巨大,巨量,庞大
すなわち [连] 即,也就是说
じょうかそう(浄化槽) [名] 净化池
げすい(下水) [名] 污水,脏水;下水道
しょっきあらい(食器洗い) [名] 洗刷餐具
はいすい(排水) [名·サ变自他] 排出的污水;排水
くばる(配る) [动1他] 多方注意
ふか(負荷) [名] 负荷、负载
かせきねんりょう(化石燃料) [名] 化石燃料
じぞくてき(持続的) [形2] 持续的
せっすい(節水) [名·サ变自他] 节水,节约用水
はいき(廃棄) [名·サ变他] 废弃
ひんもく(品目) [名] 物品、品目、品种
オレンジ [名] 橘子
トウモロコシ [名] 玉米
おおむぎ(大麦) [名] 大麦
だいず(大豆) [名] 大豆、黄豆
せいまい(精米)[名·サ变自] 精米
やぎにく(山羊肉) [名] 山羊肉
にちようひん(日用品) [名] 日用品
のうちくざんぶつ(農畜産物) [名] 衣畜产品
ちゃば(茶葉) [名] 茶叶
いりまめ(煎り豆) [名] 熟咖啡豆
サトウキビ [名] 甘蔗
へいきんち(平均値) [名] 平均值
ゆみずのようにつかう(湯水のように使う) 挥金如土
みずにながす(水に流す) 既往不咎
きをくばる(気を配る) 注意、留意
~t ~吨
~入り(いり) ~装
~場(じょう) ~场
~別(べつ) ~类别
解説1
1.课文特点 [使用图表的调査报告]
在本课学习利用图表做说明的文章。一般来说,在说明文中会经常使用图表,通过引用图表中的数据展开论述。图表既展示了作者的论据,对于读者来说也是有利于理解文章内容的具体资料。
——日本は降水量が多く、従来から水資源に恵まれた国であると考えられてきた。
2.~に恵まれた~
“恵まれる”是“恵む(施恩惠,施舍)”的被动形式,表示幸运地获得了很好的机会、才干、环境等。在句尾用“~に恵まれている”,在名词前用“~に恵まれた~”的形式。
△この町は緑が豊かで空気もきれいであり、環境に恵まれている。
(这座城市绿色葱郁,空气洁净,环境得天独厚。)
△この学校には、芸術的才能に恵まれた生徒がたくさん集まっている。
(这所学校汇集了大量富有艺术才华的学生。)
——日本語には、「湯水のように使う」「水に流す」といった、水が豊富にあることを前提とした慣用句が多い。
3.“湯水のように使う”“水に流す”
“湯水(ゆみず)”的意思是“汗水”和“水”。日本没有沙漠之类的干旱地帯,由于在很多地方水都十分充足,因此“湯水”被用来比喻取之不尽的东西。“湯水のように使う”的意思是“毫不吝惜地挥霍”,并多以“金銭を湯水のように使う”的形式出现,意思相当于“挥金如土”。
△わたしの友人は、親から相続した財産を湯水のように使って派手に暮らしている。
(我的一位朋友肆意挥霍以父母那里继承的财产,过着奢靡的生活。)
“水に流す”的意思是过去在人际关系方面产生的问题彼此双方都不再追究,相当于汉语的“既往不咎”。
△これまでのことは水に流して、もう一度いっしょに仕事をしましょう。
(以前的事情就一笔勾销了,我们再次一起干吧。)
——何を生産するにも水が使われているのだ。
4.~にも~
“にも”前接含疑问词的动词小句,表示在疑问词所包含的所有场合后续部分都成立。其中“にも”前的动词要用基本形。此外,还可以在“にも”前面加“の”,构成“~のにも~”的形式,表达相同的意思。
△どこへ行くにも、2人はいつもいっしょである。
(无论去哪里,两人都总在一起。)
△わたしはどんな料理を作るのにも、必ず醤油を使う。
(我无论做什么菜都要放酱油。)
——グラス1杯の牛乳を作るには200Q、Tシャツ1枚を作るには2,700Qもの水が必要だという。
5.~には~が必要だ
动词基本形后面加上“には”构成表达目的的说法。句尾多与表达必要性的“~なければならない”“~たほうがいい”“~が必要だ”等搭配使用。
△外国に行くにはパスポートを取得しなければならない。
(要出国,必须申请护照。)
△健康な状態を保つには、毎日1万歩以上歩いたほうがいい。
(为了保持健康状态,毎天最好能走1万步以上。)
表示目的的说法,除了在动词基本形后面直接接“には”的形式之外,还有在动词基本形后面添加“の”,成为“~のに”“~のには”的形式(初级第36课)。
△わたしは、朝早く起きるのに目覚まし時計が必要だ。〔①〕
(我早上要早起的话得上闹钟。)
×わたしは、朝早く起きるのに目覚まし時計が必要だ。
△わたしは、朝早く起きるのには、目覚まし時計が必要だ。〔②〕
△わたしは、朝早く起きるには、目覚まし時計が必要だ。〔③〕
上例①是表示目的的“に”后面不添加“は”的例子。这时,动词“起きる”后面的“の”不可以省略。②③则是“に”后面添加了“は”的例子。这时,动词“起きる”后面的“の”可以省略。
——わたしたちの生活がいかに多量の水に支えられているかが分かるだろう。
6.いかに~か
“いかに”用汉字书写为“如何に”,是书面语,意思相当于:①如何,②多么。课文中是②的用法。②的用法表示程度,与后面的形容词或有形容词含义的表述方式搭配使用。作为句子中的小句成分使用时采用“いかに~か”的形式。
△人間はいかに生きるべきかを考えることが必要である。〔①〕
(人有必要思考应该如何生活。)
△病気になって初めて、健康がいかに大切かが分かつた。〔②〕
(得了病才知道健康是多么重要。)
——先に述べた400億tの水はすべて、食料を生産するために使われる。
7.先に述べた [书面语]
“先に”具体指课文第2自然段(172页,第6行),“述べる”的意思是“叙述”“陈述”。用于指示文章中前面某部分的词除了“先に”以外,还可以使用“上に”“上で”。此“前述”。指示文章中后面某部分可以使用“後で”,表示后面的陈述内容可以用“後述”。“先に述べた”在日语中要说“先ほど言いました”“先ほど申しました”。
△上に述べたように「述べるJという言葉は主に書き言葉で用いられる。
(如上所述,“述べる”这个词主要用于书面语。)
△(讲演等场合的口语〕先ほど400億tもの水を毎年輸入していると申しましたが、その大部分は食料の形で輸入されているのであります。
(刚才说了毎年进口400亿吨的水,但其中大部分是以食品的形式进口的。)
解説2
——仮に、レストランでハンバーガーを1個とコーヒーを1杯頼んだとしよう。
8.仮に~とする
“仮に~とする”的意思是“假设~”“假定~”,有时也可以只用“~とする”。“とする”前多使用动词的た形。本课中的句子也可以改成“仮に、…頼んだとする”。在句尾使用“頼んだとしよう”,表示作者号召读者一起来提出假设并思考。
△(算术題)仮に、弟は時速3kmで、家から駅に向かって歩き始め、兄は弟が出発してから5分後に家を出て時速4kmで、弟を追いかけたとする。兄は何分後に弟に追いつくか答えなさい。ただし,家から駅までは1km以上離れているとする。
(假设弟弟以毎小时3千米的速度从家里出发歩行去车站,哥哥在弟弟出发后5分钟以毎小时4千米的速度追赶弟弟。请回答:哥哥九分钟后赶上弟弟?从家到车站的距离假设为1千米以上。)
△仮に宝くじで1億円当たったとしよう。あなただったらどう使いますか。
(假设买彩票中了1亿日元,要是你的话会怎样使用呢?)
——国連の見通しによれば、2020年までに水の消費量は、現在(2009年)の1.4倍にもなるとのことである。水の危機が世界的な食料危機に直結しているといわれる所以だ。
9.~所以だ [书面语]
“所以”表示理由。“小句(简体形式)+所以は、~”用于先陈述结果,然后再说明其理由。当先列出理由然后再陈述结果时,用“~所以だ”“~所以である”。最初是“これが~所以だ/である”的形式,但“これが”常常被省略。
△彼が天才であると言われる所以は、その記憶力にある。
(他被称作天才的原因就在于他的记忆力。)
△日本は国土が狭く、天然資源が乏しい。(これが、)教育を重視して優秀な人材を育てなければならない所以である。
(日本国土狭小、自然资源贫乏,这正是必须重视教育以培育优秀人才的原因所在。)
——海水や北極、南極、氷词の氷を除くと、地球上の水のうち、わたしたちが普段容易に使うことができる淡水は0.01%程度とされている。
10.~を除くと、~
“除く”是动词,意思是“除去”多用于书面语。还可以使用“~を除く~”的形式直接连接名词。
△総理大臣を除くと、現在の閣僚は全部で16人だ。
(除去首相,现在的内阁成员一共16人。)
△この美術館は、祝日を除く月曜日は休館だ。
(这个美术馆在法定假日以外的星期一停止开放。)
——魚が住める水質にまで薄めるために、5,040Q、すなわち2Q入りペットボトルで2,520本分の水が必要になる。
11.すなわち
“すなわち”用于将名词替换为其他说法,意思相当于“即”“换言之”。“すなわち”可以替换位“つまり”(中级第20课),但是与“つまり”相比更接近书面语。
△関東地方、すなわち東京都と神奈川·埼玉·群馬·栃木·茨城·千葉の6県を合わせた地域には、4,000万人以上の人が住んでいる。
(关东地区,即包括东京都以及神奈川、埼玉、群马、栃木、茨城、千叶6县的区域内居住着超过4千万的人口。)
△Jリーグ、すなわち日本のプロサッカーリーグは1993年に発足した。
(J联赛,即日本职业足球联赛始于1993年。)
△たった1回食事をするだけで合計1.440L、つまり2L入りのベットボトルで720本分もの水を消費することになる。
(仅仅吃一顿饭就会用水1440升,也就是间接地要消费多达720瓶2升装的水。)
此外,“つまり”有表示“总之”的用法,而“すなわち”没有这种用法。
△日本は国土が狭いうえに山地が多い。つまり農耕に適した土地が少ない。
(日本国土狭窄而且山地多。总之适于农耕的土地很少。)
×日本は国土が狭いうえに山地が多い。すなわち農耕に適した土地が少ない。
——わたしたち1人1人が食器洗いや洗濯の排水に気を配ることで、水資源への負荷は大幅に軽減される。
12.気を配る
“気を配る”是惯用语,意思是对方方面面加以“注意”“留心”。
△大統領を守るためにSPが鋭い目で周囲に気を配っている。
(为了保护总统的安全,安保人员以锐利的目光留意着周围的情况。)
△運転中は、前方だけでなく後方にも常に気を配らなければならない。
(开车时不仅要注意前方,还必须经常留意后方。)
与本惯用语有关联的词语还有用作名词或サ变动词词干的“気配り(照料,照顾)”,但它与“気を配る”意思不同,“気配りをする”表示“对细节考虑周到,以避免做事失手或对对方失礼”。在日本人的人际关系中,一般认为应该做到“気配り”特别是接待客人的主人一方或店家,对客人“気配りをする”被认为是理所应当的。
△この旅館を訪れた客は、女将の気配りにとても満足したと言っている。
(在这家旅馆下榻的客人们说,女老板细致周到的服务令人非常满意。)
△このレストランは客への気配りが行き届いている。
(这家餐馆对客人照顾得十分周到。)
——節水は言うに及ばず、排水への配慮、そして食べ残しや食品廃棄をしないことが、世界の水の保護につながっていくということを忘れてはならない。
13.~は言うに及ばず
“~は言うに及ばず”的意思相当于“不要说……”“慢说是……”可以替换为“~は言うまでもなく”“~はもちろんのこと”“~はもちろん”(中级第25课)等表达方式。其中,“~は言うに及ばず”是最书面化的表达方式。
△この製品は、国内は言うに及ばず、海外でも広く知られている。
(这种产品不要说在国内,就是在海外也广为人知。)
△エベレスト登頂にあたり、冬山の装備はもちろんのこと、ハードな訓練を重ねて準備を整えた。
(为了登上峰頂,冬季珠穆朗玛峰顶,冬季登山装备自不必说,还通过反复的艰苦训练做好了准备。)
△世界の水を保護していくためには、毎日の生活の中で、節水に注意しなければならないことは言うまでもない。
(方了保护全世界的水,必须在毎天的生活中节约用水是不言自明的。)
14.~てはならない
“动词て形+はならない”是表示禁止的表达方式。可以与“~てはいけない”(初级第15课)互换,但“~てはならない”是书面语。
△断食の期間中は、日の出から日没まで、食べ物は言うに及ばず、水も飲んではならないということである。
(据说在把斋期间,从日出到日落,不要说食物,连水都不可以喝。)
△寮の規則で、夜間は外出してはならないことになっている。
(宿舍规定夜间不得外出。)