7.スポーツ

会話

懐かしい仲間
東京。佐藤光一は高校時代のバスケットボール部の同窓会に参加している。光一の出身高校はバスケットボールの全国大会に出場したこともある强豪校。光一の同窓生30人ほどが居酒屋に集まっている。

(光一は席に着くと、隣に座っていた須田と話す)
須田:佐藤、おまえ全然変わんないね。
光一:そうかー?高校卒業してからもう、24年経ってんだぞ。
須田:おまえの顔を見てると、まだ最近のことみたいな気がするよ。40代になったなんて信じられん。
光一:あのころは、毎日死ぬほど練習してたもんな。毎日毎日、同じメンバーでさ。
須田:そうそう。おれなんか部活に熱中し過ぎて、親も「大学受験はどうするんだ!」とか怒っちゃってさあ。
光一:でも、ちゃんと大学にも入ったし、インターハイにも出場できたじゃないか。
須田:まあ、結果的にはね。でも、自分が高校生の親になってみると、やっぱり心配になるよ。部活ばっかりやってて、勉强大丈夫かなあって。    
光一:えっ、おまえのとこ、もう高校生なの?
須田:ああ。高校1年生で、なんとパスケ部に入ったんだよ。
光一:そうか一。親父(おやじ)の背中を追ってるわけだ。血は争えんな。
須田:まあな。おまえのほうは?
光一:娘が今年小学校に入ったよ。
須田:小学1年生か。かわいいだろう。
光一:いやあ、自分でも親ばかだと思うけど、かわいいよ。

(インターハイ出場の時の話になって)
須田:今でも忘れられないよ。おまえのブザービート。あれのおかげでインターハイに出場できたんだからな。
光一:シュートのおかげじゃないよ。あれは、ボールをパスしてくれたおまえのおかげ。
須田:何回この話をしても、これだもんな。じゃあ、おまえとおれのチームワークで、ということにしておくか。

新出語彙1

きょうごう(强豪) [名] 强手;实力强大
きょうごうこう(强豪校) [名] 强校,实力强大的学校
どうそうせい(同窓生) [名] 同学,同窗
すだ(須田) [专] 须田
ねっちゅうする(熱中~) [名·サ变自] 热衷、专心致志
インターハイ [专] 全国高中综合体育大赛
けっかてき(結果的) [形2] 结果上
とこ [名] 地方;“ところ”的缩略形式
バスケ [名] 篮球;バスケットボール”的缩略形式
おやじ(親父) [名] 父亲、爸爸、老头子
せなか(背中) [名] 背后;脊背、脊梁
ち(血) [名] 血缘、血统;血、血液
あらそう(争う) [动1他] 争辩、争论;争夺;斗争
おやばか(親ばか) [名] 溺爱子女的父母
ブザービート [名] 压哨球
ボール [名] 球、球状物
パスする [名·サ变他] 传递、传送
チームワーク [名] 合作、协作

ちはあらそえない(血は争えない)龙生龙,凤生凤
~ばっかり 净~、光~、只是~




課文

学校生活 ~部活動~
これは、ある高等学校のホームページに掲載されている部活動案内の一部である。

—————————————部活动案内———————————————

部活動                   活動紹介
硬式野球   甲子園出場は春15回、夏21回を数えます。全国制覇を目指して日々厳しい練習に取り組んでいます。
バスケット  インターハイ出場経験22回。NBAで活躍中の田端健太も本校のバスケ部
ボール 出身です。
剣道     当校創立以来、100年もの歴史があります。コーチの熱心な指導のもと、
       稽古に励んでいます。

当校の部活動には、体育系と文化系があり、自分の個性と興味に合わせて活動できます。
*体育系
体育系の部活動は、歴史と伝統に基づき、『文武両道』の精神を受け継ぎながら活動しています。

*文科系

部活動                   活動紹介
吹奏楽   2011年、全日本吹奏楽コンクール高校の部、銀賞受賞。野球部の応援や定
      期演奏会など、幅広く活動しています。
書道    第19回国際高校生選抜書展(通称「書の甲子園」)団体の部、準優勝。毛筆・
      硬筆・かなの練習に励み、毎月展覧会に出品しています。
文科系の部活動は、芸術、文化、学術などの分野があり、レベルの高い活動を行っています。

日本のほとんどの中学校や高等学校には、左のような部活動があり、体育系から文化系までさまざまな種類がそろっている。

部活動(部活)とは、放課後に行う教科外活動のことをいう。生徒は能力に関係なく自分の個性と興味に合わせて部活を選び、それぞれの部活に加入する生徒たちが自主的に活動している。ただし、部活加入の有無は、各学校の教育方針や校風によって異なる。したがって、例えば、文武両道をうたう学校において、部活が積極的に行われている所がある一方で、高校の夜間学校など多様な学校生活を擁護する学校において、部活があまり積極的に行われていない所もある。しかし、ほとんどの学校では、仲間との協调性や利己心の抑制を学び、心身ともに成長すると考え、部活動を推奨している。このため、多くの生徒が部活に加入し、月·火·水·金は部活、木·土は塾といったように、学校生活を満喫している。

高校生の部活動で特に有名なのは、毎年、春と夏に行われる高校野球(全国高等学校野球選手権大会)の全国大会だ。毎回、兵庫県にある「阪神甲子園球場」で行われるため、通称「甲子園」と呼ばれている。全試合がテレビとラジオで放送され、日本で知らない者はいないといってもいいほどだ。

高校野球の中でも、「夏の甲子園」は注目度が高い。地方予選、全国大会ともにトーナメント戦で、一敗も許されない。球児たちは当然、これまでの厳しい練習で、培ってきた技と精神力と運のすべてを賭けて、これに挑んでいる。

甲子園に出場することは、すべての高校球児の夢であり、また地域住民の夢でもある。パスを借りきって「甲子園観戦ツアー」を組んで、応援に行ったり、母校の甲子園出場が決まれば、応援に行かないまでも、寄付などをして支援する人も多い。高校球児が繰り広げる筋書きのないドラマに、それぞれの夢を託して、日本中が選手の一挙手一投足に注目しているといっても過言ではない。

この「甲子園」という言葉は、ほかの部活の全国大会の別称として使われることもある。例えば、吹奏楽の全国大会は、東京の杉並区にある「普門館」という会場で行われているが、この普門館は「吹奏楽の甲子園」と呼ばれている。あえて「甲子園」という言葉を使うことで、若者が情熱をかけて奮闘する姿を想起させるのである。同大会を「普門館」と言うこともあるが、この言い方も「甲子園」に由来しているといえるだろう。このほか、「書の甲子園」「まんが甲子園」など、さまざまな全国大会がある。高校野球以外の競技で、「甲子園」と並ぶ大きな全国大会というと、インターハイ(全国高等学校総合体育大会)が挙げられる。出場の条件は種目によって異なるが、県大会、地区予選を順次規定以上の成績で勝ち抜かなければならない。種目は陸上競技、体操、ラグビー、水泳、スキーなど30数種目に及ぶ。

中学·高校生活の中で打ち込んできた競技を卒業後も継続し、プロやアマチュアという立場で活躍できる人は一握りに過ぎない。しかし、部活を通じて一生涯の友人を得ることができたり、就職活動で、厳しい集団生活の中で、培ってきた精神力を積極的にアピールすることができる。部活は、日本の学校生活において、子供たちが体力·精神力を養うかけがえのない場になっているといえる。

新出語彙2

ぶかつどう(部活動) [名] 课外社团活动
とうこう(当校) [名] 我校、该校
たいいく(体育) [名] 体育
ぶんぶりょうどう(文武両道) [名] 文武双全
こうしきやきゅう(硬式野球) [名] 硬式棒球
こうしえん(甲子園) [专] 甲子园
ぜんこくせいは(全国制覇) [名] 全国冠军
エヌビーエー(NBA) [专] 美国篮球职业联盟
たばたけんた(田端健太) [专] 田端健太
ほんこう(本校) [名] 本校
けんどう(剣道) [名] 剑道
けいこ(稽古) [名·サ变他] 练习、训练、学习
がくじゅつ(学術) [名] 学术
すいそうがく(吹奏楽) [名] 吹奏乐
こくさいこうこうせいせんばつしょてん
(国際高校生選抜書展) [专] 国际高中生书法选拔展
しょのこうしえん(書の甲子園) [专] 书法甲子园
つうしょう(通称) [名] 通称;俗称
だんたい(団体) [名] 团体
もうひつ(毛筆) [名] 毛笔
こうひつ(硬筆) [名] 硬笔
かな [名] 假名
しゅっぴんする(出品~) [名·サ变自他] 展出作品
ほうかご(放課後) [名] 放学后
きょうか(教科) [名] 教授课程、教授科目
じしゅてき(自主的) [形2] 自主的
うむ(有無) [名] 有无
こうふう(校風) [名] 校风
うたう [动1他] 强调,主张;讴歌、歌颂
やかんがっこう(夜間学校) [名] 夜校
ようごする(擁護~) [名·サ变他] 拥护
りこしん(利己心) [名] 私心,自私自利
よくせい(抑制) [名·サ变他] 抑制,制止
しんしん(心身) [名] 身心
すいしょうする(推奨~) [名·サ变他] 推荐,提倡
まんきつする(満喫~) [名·サ变他」饱尝,吃足
こうこうやきゅう(高校野球) [专] 高中棒球
ぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんたいかい
(全国高等学校野球選手権大会) [专] 全国高中棒球选拔赛
ぜんこくたいかい(全国大会) [专] 全国大赛
ひょうご(兵庫) [专] 兵库
はんしんこうしえんきゅうじよう(阪神甲子園球場) [专] 阪神甲子园球场
よせん(予選) [名] 预选
トーナメントせん(~戦) [名] 淘汰赛
きゅうじ(球児) [名] 青少年球员
つちかう(培う) [动1他] 培养
わざ(技) [名] 技能,本领
かける(賭ける) [动2他] 拼(命),不惜;打赌
いとむ(挑む) [动1他] 挑战;征服
かりきる(借りきる) [动1他] 包租,全部租下
かんせん(観戦) [名·サ受他] 观战,观看比赛ぼこう(母校) [名] 母校
すじがき(筋書き) [名] 情节、概要;节目表
たくす(託す) [动1他] 托、托付、委托
いっきょしゅいっとうそく(一挙手一投足)[名] 一举手一投足
べっしょう(別称)[名] 别称
すぎなみく(杉並区) [专] 杉并区
ふもんかん(普門館) [专] 普门馆
じょうねつ(情熱) [名] 热情
ふんとうする(奮闘~) [名·サ变自] 奋战,奋斗
そうきする(想起~) [名·サ变他] 想起、联想到
ぜんこくこうとうがっこうそうごうたいいくたいかい(全国高等学校総合体育大会) [专] 全国高中综合体育大赛
そうごう(総合) [名] 综合
しゅもく(種目) [名] 项目
じゅんじ(順次) [副] 依次、顺次;逐渐
かちぬく(勝ち抜く) [动1自] 完全取胜
りくじょうきょうぎ(陸上競技) [名] 田径赛
ラグビー [名] 橄榄球
うちこむ(打ち込む) [动1他] 热衷,迷恋;打进
アマチュア [名] 业余爱好者
ひとにぎり(一握り) [名] 一把、少量
いっしょうがい(一生涯) [名] 终身、一生
やしなう(養う) [动1他] 培养、养成;养育

ゆめをたくす(夢を託す) 寄托梦想
じょうねつをかける(情熱をかける) 倾注热情
かけがえのない 不可替代的
準(じゅん) ~准~
~外(がい) ~外
~度(ど) ~程度
~敗(はい)~败




解説1

1.课文特点 [网文]
本课由互联网网页和说明文构成。网络文章简称“网文”,它既有用敬体写成的也有用简体写成的。政府机构、学校、公司等开设的网站多采用敬体,而新闻报道等多采用简体。

——当校の部活動には、体育系と文化系があり、自分の個性と興味に合わせて活動できます。

2.~系       
“名词+系”表示具有同一性质的集合体。课文中的“体育系(たいいくけい)”“文化系(ぶんかけい)”分别表示“体育领域”和“文化领域”的意思。“~系”的词语举例如下:
(图片)
还有一些从“~系”派生出来的词语。例如“ビジュアル系(视觉系)”表示衣着、化妆、发型等特点突出或注重外表美;“いやし系(治愈系)”表示具有调适情绪的氛围或特征;“体育会系(体育会系)”表示具有重视长幼顺序、等级观念或精神力量的特征。
△最近はビジュアル系のバンドが人気がある。
(近来视觉系的乐队很受次迎。)
△わたしはいやし系の音楽が好きだ。
(我喜欢治愈系的音乐。)
△学生の中には、体育会系の気風を嫌う者もいる。
(在学生当中也有讨厌体育会系风气的人。)

——体育系の部活動は、歴史と伝統に基づき、「文武両道」の精神を受け継ぎながら活動しています。

3.文武両道
“文(ぶん)”指学问,“武(ぶ)”指武艺,“文武両道(ぷんぶりょうどう)”表示学问和武艺两方面。多使用“文武両道に秀でる(文武双全)”的表达方式。课文中的例子是说,参加体育领域活动的学生不仅练武(指体育),在文(学习)的方面也很努力。
△歴史上、文武両道に秀でた武将はだれだろう。
(历史上,文武双全的武将是谁呢?)

——甲子園出場は春15回、夏21回を数えます。

4.~を数える
“~を数える”的意思是“合计数量为……”,主要用于强调数量之多。
△現在の本大学の学生数は3万人を数える。
(目前本校学生人数达3万人。)
△予想をはるかに超え、応募者は10万人を数えた。
(报名人数远超预期,达10万人。)

——全国制覇を目指して日々厳しい練習に取り組んでいます。
——コーチの熱心な指導のもと、稽古に励んでいます。

5.全国制覇(ぜんこくせいは)
“制覇”“制覇する”的意思相当于“夺冠”或“夺取冠军”。“全国制覇”的意思是“在日本全国夺取第一名”。
△わたしの母校の野球部は、2年連続で全国制覇を成し遂げた。
(我母校的棒球队连续两年专得全国冠军。)
△全国大会を制覇することが目標だ。
(目标是在全国大赛上夺冠。)

6.“取り組む”和“励む”
“取り組む”以“~に取り組む”的形式使用,表示“为了实现心中的目标而努力奋斗”。
△山下教授は、若いころから、がんの治療薬の開発に取り組んでいる。
(山下教授从年轻时起就致力于抗癌药物的开发。)

“励む”的意思与“取り組む”相似,同样与助词“に”搭配,采用“~に励む”的形式。
△この高校は全寮制で、全国から集まった優秀な生徒たちが、日夜、学業に励んでいる。
(这所高中是寄宿制,来自全国各地的优秀学子夜以继日地刻苦学习。)
如果把“~に取り組む”与“~に励む”作比较,对于“がんの治療薬の開発”等个别的目标通常使用“~に取り組む”,而“練習(れんしゅう)”“稽古(けいこ)”“学業(がくぎょう)”等一般性较高的词,“~に取り組む”与“~に励む”二者均可使用,但是“~に励む”的书面化程度更高。

7.稽古
“稽古(けいこ)”的意思是“练习”,主要与以下词语一同使用。

踊り、楽器、剣道、柔道、茶道、華道、書道。

以“~の稽古”“~の稽古をする”的形式使用,主要用于传统演绎、武术等的练习,也用于“ピアノ”“バイオリン”等。此外,还有“稽古事”一词,表示演艺,但不包括武术。
△先月から柔道の稽古を始めたばかりだ。
(我从上个月刚刚开始练习柔道。)
△土曜日の午後は、バイオリンの稽古がある。
(星期六的下午我得去学小提琴。)
△お子さまは何かお稽古事をしていらっしゃいますか。
(您的孩子在学些什么才艺吗?)

——生徒は能力に関係なく自分の個性と興味に合わせて部活を選び、…

8.~に関係なく
“A十に関係なく+B”表示“A対B的实现没有影响”。A为名词。
△弊社では、経験の有無に関係なく、やる気のある人材を採用することにしている。
(本公司的方针是录用有干劲的人材,有无工作经验都没有关系。)
△この会社は、年齢に関係なく、実績次第で出世することが可能だ。
(在这家公司,能否获得提升与年龄无关,是依据工作业绩而定。)

——全試合がテレビとラジオで放送され、日本で知らない者はいないといってもいいほどだ。

9.知らない者はいない
“否定表达+名词+否定表达”是双重否定,表示肯定的意思。“知らない者はいない”意思是“谁都知道”。
△彼に解けない数学の問題はない。
(没有他解不了的数学题。)
△小田さんがお酒を飲まない日はない。
(小田没有一天不喝酒。)




解説2

——甲子園に出場することは、すべての高校球児の夢であり、また地域住民の夢でもある。

11.~であり、また~でもある
“~であり、また~でもある”相当于汉语“既……、又……”“既……、也……”、还可以用“~でもあり、また~でもある”的形式。“また”也可以省略。
△わたしの仕事は広告の言葉を考えることであるが、広告の言葉は、短くて人の心に残るものでなければならない。そこがおもしろいところでもあり、また難しいところでもある。
(我的工作是创作广告词。广告词必须短小精悍,深入人心。这点既有意思,又很难。)

“~であり、~でもある”主要用于书面语。口语中使用“~でもありますし、~でもあります”的形式。
△わたしが毎日ジョギングで通勤しているのは、交通費を節約するためでもありますし、また健康のためでもあります。
(我毎天跑步上班,既为了节省交通费,也为了健康。)

——応援に行かないまでも、寄付などをして支援する人も多い。

12.~ないまでも、~
“~ないまでも、~”相当于汉语的“即使不……,也……”
△空港まで迎えに行かないまでも、ホテルに着いたら会いに行こうと思っている。
(即使不去机场迎接,也想在你抵达宾馆后前去拜访。)
△全員とはいえないまでも、ほとんどの人はわたしの意見に賛成していた。
(即使不能说是全部,也是绝大部分人都赞同我的意见。)

对比表达
~というより(中级第20课)
“名词+というより”“小句(简体形式)+というより”意思是“比起……更确切地说……”。
△学問というより部活動がやりたくて大学に通っている。
(比起学问,更确切地说是因为想参加兴趣小组活动才上大学的。)

~の代わりに/~に代わって(中级第8课)
“名词+の代わりに”“名词+に代わって”意思是“与……相抵”。
△新聞の代わりにインターネットで、ニュースを読む。
(不读报纸,而代之以互联网获取新闻。)
△母に代わって姉が家事を行っている。
(姐姐代替妈妈做家务。)

~に反して(中级第28课)
“名词+に反して”“小句(简体形式)+に反して”意思是“与……相反”。
△期待に反して、日本チームは初戦で敗れた。
(与人们的期望相反,日本队初战即告失利。)

~にひきかえ
“名词+にひきかえ”“小句(简体形式)+にひきかえ”意思是“与……完全不同”。
△兄にひきかえ、弟はスポーツに全く興味がない。
(与哥哥不同,弟弟对体育完全没有兴趣。)

——あえて「甲子園」という言葉を使うことで、若者が情熱をかけて奮闘する姿を想起させるのである。

13.あえて
“あえて”的意思是“不顾困难而有意地”“刻意地”。多与“苦言を呈する(进忠言,提忠告)”“危険を冒す(冒险)”一同使用。课文中的意思是“通常可以不用‘甲子園’这个词,而故意使用……”。
△本校の生徒の成績はとてもいいので、文句はない。ただ、あえて苦言を呈するなら、もっと自分の意見を持ってほしい。
(本校学生的学习成绩十分优秀,我对此非常满意。只是,如果一定要说明缺点的话,我希望你们要有更多自己的主张。)
△目的地までのルートはいくつかあるが、トレーニングが目的の登山だったので、あえて危険な道を選んだ。
(有几条路径都可以到达目的地,但因为是以训练为目的的登山,所以刻意选择了一条危险的路径。)

——同大会を「普門館」と言うこともあるが、この言い方も「甲子園」に由来しているといえるだろう。

14.~由来している
“由来”除了可以使用“~由来の~”(高级第1课)的形式,还可以作为动词使用“由来する”的形式,意思是“源自……”。在句尾使用“~に由来している”或“~に由来する”的形式;在名词前使用“~に由来する”或“~に由来した”的形式。
△その会社の社名は創業者の名前に由来している。
(那家公司的名称源自其创始人的名字。)
△「人間万事塞翁が馬」は、人生においては幸福と不幸を予測することが難しいということを表しているが、中国の古典に由来することわざである。
(“人間万事塞翁が馬”(塞翁失马,焉知非福)”这则谚语源自中国的古籍,表示预测人生的祸福是困难的。)

——高校野球以外の競技で、「甲子園」と並ぶ大きな全国大会というと、インターハイ(全国高等学校総合体育大会)が挙げられる。

15.~と並ぶ~
“~と並ぶ”“~と並んで~”的意思相当于“与……比肩”。前面列举比较的对象,后面表明比较的内容。
△中国は、アメリカ、ロシアと並ぶ大国である。
(中国是与美国,俄罗斯比肩的大国。)
△日本では、野球と並んでサッカーも人気がある。
(在日本,与棒球同样很受欢迎的还有足球。)

上面例句中的“~と並ぶ~””可以替换为“~に匹敵する~”。
△中国は、アメリカ、ロシアに匹敵する大国である。
(中国是与美国,俄罗斯比肩的大国。)

——出場の条件は、種目によって異なるが、県大会、地区予選を順次規定以上の成績で勝ち抜かなければならない。

16.~抜く
“动词ます形去掉‘ます’+抜く”有两个意思:①表示“……到底”;②表示“彻底……”“极其……”。“抜く”表示哪个意思由其前接动词的意义决定。课文中的“勝ち抜く”的意义是①。“抜く”与“考える”“苦しむ”“耐える”“戦う”等动词结合,用于表示“需要克服难关或必须十分努力”这样的场合。
△そのランナーは足を痛めながらも、42.195kmを走り抜いた。(①)
(那位运动員虽然脚受了伤,仍坚持跑完了42.195千米。)
△地震に襲われた悲しみに耐え抜いて人々はようやく平穏な生活を取り戻した。(①)
(人们忍着遭受地震袭击后的悲痛,逐渐恢复了平静的生活。)
△彼は借金で苦しみ抜いたあげく、とうとう夜逃げしてしまった。(②)
(他因借债而苦恼不堪,最后终于乘夜逃跑了。)
△会社は資金调達に困り抜いて、箱根の山荘を売却してしまった。(②)
(公司受困于资金筹借,卖掉了箱根的别墅。)

“~きる”(高级第6裸)也表示同样的意思。但是“きる”前接“食べる”“読む”“澄む”等动词,表示“程度达到了最终的阶段”。因此、可以说“10分で短編を読みきる(用10分钟读完了短篇)”,而一般不说“10分で短編を読み抜く”。

——中学·高校生活の中で打ち込んできた競技を卒業後も継続し、プロやアマチュアという立場で活躍できる人はー握りに過ぎない。

17.~込む
“动词ます形去掉‘ます’+込む”一般有4个意思:①动作者本人“进入”(中心动词为自动词)(中级第17课);②作为动作的结果“进入”(中心动词为他动词)(中级第17课);③充分进行;④保持状态。
△窓を開けたら、突然、ハチが飛び込んできた。(①)
(一打开窗户,野蜂突然飞了进来。)
△あまり詰め込み過ぎると、袋が破れてしまう。(②)
(塞得过满会把袋子撑破。)
△シチューは、じっくり煮込んだほうがおいしい。(③)
(做西式浓汤要慢慢炖透了才好吃。)
△税金の値上げに反対して、市民グループが国会議事堂の前に座り込んでいる。(④)
(为了反对增税,市民团体在国会议事厅前静坐。)

课文中的“打ち込む”表示“做某事彼投入”,如按以上“込む”的分类标准则与③类似,但最好把“打ち込む”作为一小单词来理解。“打ち込む”的对象以“に”来表示,多用作褒义。
△彼は発展途上国の人々の医療支援の仕事に打ち込んでいる。
(他致力于为发展中国家的人的提供医疗援助的工作。)

“打ち込む”中的“込む”作为意思②的用法,有如下用例:
△川の氾濫を防ぐために、大きな杭を川岸に沿って打ち込んだ。
(为防止河水泥泛滥,在沿河两岸打下了粗壮的木桩。)
△日中パソコンで注文書を打ち込んでいるので、目がとても疲れる。
(一整天都在往电脑里输入订货单,眼晴十分疲劳。)

——部活は、日本の学校生活において、子供たちが体力·精神力を養うかけがえのない場になっているといえる。

18.かけがえのない
“かけがえ”的意思是“替换的东西”。“かけがえのない”表示没有可替换的东西,引申为“无可替代”“唯一的”“十分宝贵的”。
△あの警察官は、かけがえのない命を犠牲にして、市民を事故から守った。
(那位警察牺牲了自己的宝贵生命以保护市民免于事故。)
△子供はかけがえのないものだから大切に育ててほしい。
(孩子是无可替代的,希望你好好养育。)

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